リノベーションの間取りを考えるときに重視したいポイント

中古で一戸建てを購入してリノベーションをしようと考える人は多いですが、間取りによってはリノベーションに限界があるのではないかと考える人も多いはずです。
リノベーションを行う際は、構造にかかわらなければリノベーションの可能性は無限大です。
構造上取り払うことが出来ない壁についてはリノベーションが出来ないのですが、移動が簡単に出来る水回りや構造上に問題がない壁であれば取っ払うことは可能です。

リノベーションで重視したほうがいい間取りは部屋数ではなく、リビングの広さだと言われています。
リビングというのは家族が集まったり、くつろげる空間にする必要があるので適切な広さを確保するのも大切です。
また、リノベーションを行う際は動線を増やして回遊性を高めるのもポイントで、行き止まりとならない間取りとすることで住みやすい環境となり、リノベーションも成功するのではないかと考えられます。

リノベーションをしたいと思ったときは、専門的な知識を持っている人と相談しながら間取りを考えるのがおすすめです。
家族構成や生活状況に合わせてリフォームすることで、快適な室内環境を整えることが可能になります。部屋の強度を維持しつつ、間取りの変更リフォームを行うため、リフォームを依頼する業者には、高い技術と経験が求められます。

リフォームで間取りを変更する際は、建物の構造によっては壁などを撤去することで、耐震性に影響がでることがあります。戸建住宅の在来軸組工法では「筋交い(すじかい)壁」、2×4(ツーバイフォー)工法では「面材耐力壁」は耐震性を高める「耐力壁」なので、撤去することはできません。
一戸建ての場合は、まずは現在どのような工法でリフォームを考えているのかを業者に確認し、耐震性に問題が出ないか聞いておきましょう。耐震性が下がる場合は、別途耐震強化の工事が必要となり、コストが上がることも少なくありません。

余計な費用を出さないためには、リフォームによって家の性能が低下しないか、確認を取ったうえで工事をしてもらうことが大切です。